2011年1月 その他の読んだ本
レビュー(?)を書けなかった、今月読んだ本。
『きまぐれロボット』 星新一
- 作者: 星新一
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2006/01/25
- メディア: 文庫
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イラストレーターの片山若子さんにハマっております。その影響で、角川文庫の星新一作品を集めています。2010年末に『声の網』を読んだのが最初で、これで2作目。きっかけはイラストでしたが、すっかり星ワールドにはまり込んでいます。
お気に入りは『夜の事件』『とりひき』など。あれ、ロボットオチが好きなのかな?
読んだ日:2011/1/7
『ちぐはぐな部品』 星新一
- 作者: 星新一,片山若子
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2006/06/24
- メディア: 文庫
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紹介にあるように、ほんとうにバラエティ豊か!強く印象に残っているのは、『凍った時間』『壁の穴』など。
『名裁判』で大岡越前のイメージが思わず板谷由夏さんになってしまったのは、映画『男女逆転大奥』の影響……(笑)
読んだ日:2011/1/12
『地球から来た男』 星新一
- 作者: 星新一
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2007/06/01
- メディア: 文庫
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すごく好きな1冊でした!『夜の迷路』を映像で見てみたいな〜、そしたらこんなかな……など、脳内で勝手に映像化。
他に気に入ったのは『包み』『疑問』など。
読んだ日:2011/1/14
『ザ・万歩計』 万城目学
- 作者: 万城目学
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2010/07/09
- メディア: 文庫
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笑った、笑った、笑った。いろんな意味で笑った!面白いから笑ったし、ちょっとほっこりして思わず笑みがこぼれたりも。やっぱり好きだ、万城目学!
読んだ日:2011/1/17
『おかしな先祖』 星新一
- 作者: 星新一
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2008/01/24
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悔しいのは、落語に詳しくないことです。しかし、一貫してオチの空気に似たようなものは感じました。落語ってこんな感じなのかな?
しかし、全体として、他の作品集よりははまらなかったかも。
『ふーん現象』がお気に入り。
読んだ日:2011/1/22
『もののけ本所深川事件帖 オサキ鰻大食い合戦へ』 高橋由太
もののけ本所深川事件帖 オサキ鰻大食い合戦へ (宝島社文庫)
- 作者: 高橋由太
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2010/10/07
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1作目より読みやすく、面白かったです。鰻茶漬けの発祥に繋がったところも好き。
まだまだ粗いけど、また続編が出たらきっと買ってしまいます。
ただ、今回気付いてしまったのは、お琴にあんまり魅力がない……ということ。気が強いわりにはすぐに泣き出す、これじゃただのワガママに見えてしまう!大事なヒロインなのでもう少し可愛らしく思えないものか、残念です。だからこそ、続編を希望。次はお琴の魅力を見つけたい!
読んだ日:2011/1/24
『城のなかの人』 星新一
- 作者: 星新一
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2008/11/21
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星新一による歴史小説、短編5編。史実に沿ったものも、フィクションのものも、すべてに引き込まれましたが、『正雪と弟子』が特に印象的でした。ほんとにこんな真実があったとしたら……。ん〜、面白い。
読んだ日:2011/1/26
- 作者: 米澤穂信,上杉久代,清水厚
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2001/10/28
- メディア: 文庫
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古典部シリーズ第一弾!デビュー作ということであまり期待していなかったのですが(小市民シリーズを読んだときに、『春期限定いちごタルト事件』より『夏期限定トロピカルパフェ事件』のほうが格段に読みやすくなっている!と思ったので、デビュー作は『春期〜』よりも読みにくいかも?などと……)良い意味で裏切られました。面白かった!!
登場人物のやり取りは可愛らしい。これを読んだ時点では4人にそこまで愛情が湧きませんでしたが(この文章を書いている現在は第三弾まで読んでいるので状況が違います)テンポ良い掛け合いは素直に楽しめました。“氷菓”の真相には思わずゾッとし、ほろ苦い読後感に大満足!
読んだ日:2011/1/26
『宇宙の声』 星新一
- 作者: 星新一,片山若子
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2006/06/24
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『宇宙の声』『まぼろしの星』の二作品。少年少女が宇宙を舞台に活躍するおはなしで、今までに読んだ星新一作品と比べると、可愛らしさのようなものも感じます。
どちらかと言うと『まぼろしの星』のほうがお気に入り。ラストにすべてが明かされる展開と、これからの地球の未来への希望や不安が、よかったです。
読んだ日:2011/1/27
- 作者: 米澤穂信,高野音彦,清水厚
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2002/07/31
- メディア: 文庫
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古典部シリーズ第二弾。どうしても小市民シリーズと比較してしまうのですが、小市民は一作目が高校入学で始まり三作目ですでに高3秋、と時間の流れが早いのに対して、古典部シリーズはゆっくり進みますね。それだけシリーズが長く続く可能性があるのかな?わくわく。
『氷菓』のほうが勢いや驚きが詰まっていたかな〜、と思いましたが、こちらも面白かったです。古典部4人にどんどん惹きつけられるし、増えていくサブキャラもインパクト大。そんな彼らは、高校生のリアリティを追求したキャラクターではないと思いますが(簡単に言えば、みんな大人びているというか、考え方や知識の量、会話の内容など、並みじゃない)、それでも、このシリーズから滲み出るのは“神山高校”という学校のニオイ。部活モノだからかな?その、“学校”の雰囲気がとても好き!
読んだ日:2011/1/29
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